| 団塊ジュニア世代攻略の為のマーケティング 1/2 |
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| 団塊ジュニアは団塊世代の子供ではない!? |
| 団塊ジュニア世代とは普通1971年から74年に生まれた世代を指す。その4年間に毎年出生数が200万人を超えたからである。この800万人を第2次ベビーブーム世代というのだが、10年ほど前から団塊ジュニア世代という言葉ができ、第2次ベビーブーム世代と団塊ジュニア世代は同義語として使われるようになった。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| しかし、マーケティングの観点から見れば団塊ジュニア世代とはずいぶん罪作りな名前だ。なぜなら、団塊ジュニア世代は団塊世代の子どもではないからだ。当たり前の話だが、普通は女性のほうが若いときに結婚する。団塊世代の女性もまずは年上の男性と結婚した。しかし団塊世代の女性から見ると年上の男性の人口が足りない。そこで、団塊世代女性は次に同じ団塊世代の男性と結婚した。さらにその後、団塊世代の男性のなかにはポスト団塊世代、つまり昭和27、28年くらいの生まれの女性と結婚した。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【図1】 団塊世代の婚姻
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| 詳しく見ると、団塊世代の女性の結婚は71年がピークで、大体23歳で結婚。男性は72年から80年頃までにゆっくりと結婚した。そしてまず女性が出産期に入る。ピークは73,74年である。その次に団塊世代の男性が子どもを作り出す。75年を過ぎると父親が団塊世代で母親がポスト団塊世代の夫婦と子供が増えてくる。 こうした分析から私が考え出した説は、出生数の過半数が団塊世代の子どもによって占められる世代こそが本当の団塊ジュニア世代だ、ということである。それを「人口動態統計」を使って調べると、19 73年から80年に生まれた子どもがそれにあたることがわかる。私はこれを「真性団塊ジュニア世代」と名付けた。そして一般に団塊ジュニア世代といわれている世代を「ニセ団塊ジュニア世代」と名付けたのである。 しかし、より厳密に言えば、お母さんが団塊世代で、お父さんはもっと年上という場合は、真性団塊ジュニア世代からは省いたほうがいい。すると、両親ともに団塊世代か、お母さんはもっと若いという子どもが出生総数に占める割合が高い世代こそが真性団塊ジュニア世代ということになる。それは1975年から79年である。世に言われている団塊ジュニア世代とは5歳ずれているのだ。 |
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【図2】 団塊世代の生んだ子供の数
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| 彼等は、お父さんもお母さんも団塊世代か、もしくはお母さんがもっと若いという世代だ。つまり両親ともに戦後生まれなのだ。その子どもたちが多数派となった時代が、75年から始まるのである。つまり75年以降に生まれた人たちこそが新しい価値観の担い手となっていく、新しい若者文化をつくっていくというのは当然なのである。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実際、コギャルといわれた人たちも真性団塊ジュニアだ。茶髪もピアスも、タマゴッチ、プリクラも、PHS、ケータイも、109のカリスマ店員たちも、地べたに座ってものを食う若者も、みなこの世代である。この7、8年に起きた若者文化を担っていたのは全部、真性団塊ジュニアなのだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【図3】
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