調査レポート

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【Around50調査】終の棲家意識を調査 女性は50才が考え方の分かれ目

ニュースリリース(PDF版)

平成29 年 7 月 6日
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント

終の棲家意識を調査 女性は50才が考え方の分かれ目
-R&Dアラフィフ自主調査より-

 

株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:五十嵐 幹)は、アラフィフ(45-55才、以下ar50)女性を対象に「終の住まい方」に関する調査を実施しました。

シニアの住まいは日本が高齢社会となった時から度々話題になるテーマですが、老後の住まい方についてどのように考えているか、自身の老後についても悩み始めるar50女性に聴取しました。

その結果、女性は50才を境に考え方が異なることがわかりました。

終の棲家を考え始めるのは50才以降

  • 女性における終の棲家に対する意識を年代別で見ると、40代までは半数以上が「わからない」と回答。
  • 50代以降は「わからない」が35%前後まで減少しており、今の家に住み続けるか移り住むか、50才を境に具体的に考え始めている。

 

(図1)女性30~70代における「終の棲家」に対する意向
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終焉をどこでだれと過ごしたいか、具体的に考え始める50代

  • 自主調査のAround50コミュニティで「今後の住まい方について考えていることはあるか」と質問したところ、50代はより具体的、現実的に考えての意見が目立つ。
  • 親や子どもとの同居意向はほぼなく、夫婦二人で、ともすれば自分一人やシェアハウスで暮らしたい人も。夫(特に長男の場合)は実家に戻って両親と暮らしたいと考えており、夫婦間で住まいの展望への相違が散見される。
  • また、住宅の間取りや設備などのスペックよりも、60代以降の生活を見据えて立地や住環境を重視しての転居意向も見られる。

(図2)50代が考える今後の住まい方

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老後が見えないからこそ身軽にしておきたい40代

  • 40代は子どもの教育、親の健康状態、自分の仕事の都合など今の生活と住まいとの適合性を重視しているが、老後に対してはまだ漠然とした考えしかない様子。
  • また、時代の変化により“新しい住まい方もあらわれる”という期待から「今後どんな状況になっても対応できるよう、身軽にしておきたい」という考え方も出てきている。

(図3)40代女性が考える今後の住まい方
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R&D 生活者インサイト

◇50代には理想と現実を埋める情報を

50代になると、子育てもほぼ終わりリタイアまでまだあるものの老後が視野に入り始め、終の棲家が現実味を帯びて、こんなふうに暮らせたらいいなという理想が形作られると同時に、一方で現実的な問題も頭をよぎります。

今の50代女性の老後の暮らし方に対する理想の1つは「自分も家族もお互いの生活を尊重して暮らす」ということです。子どもや親と同居せず近くに住んで見守りたいと思っていますが、夫との別居も選択肢のひとつにあり、夫は実家に戻りたがっているが自分は抵抗があるなど考えが異なれば、無理にどちらかに合わせる必要はないと感じています。

もう1つは、リフォームしてずっとこの土地で生きていきたい、駅近のマンションに引っ越したい、一人暮らしに憧れる、仲の良い友だちと住むのも良いかも・・・といった現時点で考えられるいくつかの暮らし方の中からチョイスしたいということです。

しかし、住まい方を変えるタイミングや費用/そのときの家族関係・自分や家族の健康状態など現実的な問題はどれもが流動的であるため、不安要素となっています。

理想と現実に揺れる50代ですが、老後を考え始めるこの時期に、事前に老後の準備をしておくことを推奨し、理想と現実の摺り合わせができるよう情報を提供することが肝要です。

 

◇40代にはこれまでにない新しい住まい方の提案を

40代後半は子供の受験や親の介護等、ライフステージの変化が始まったばかりです。自分の老後よりも、今起こっているライフステージの変化に順応することが優先されるため「自分の老後の住まい」はあまり考えられていません。また「老後はどうなっているかわからない」というコメントもありましたが、冒頭グラフの「わからない」には「考えていないから」と「将来どうなっているかわからない」が混在しているように思います。

そんな40代が現時点で考える老後は「どんな状況にも対応できるように身軽にしておきたい」です。今現在存在しない、新しい終の住まい方が出現するのではと期待しています。

期待=ニーズの芽の内容を明らかにしいち早く“新・終の住まい”を提案するには、早くからアラフィフ女性のホンネに耳を傾ける必要がありそうです。

 

R&D Around50 コミュニティ 概要

調査手法: LINE によるオンラインコミュニティ&インタビュー・座談会
調査対象: 45~54 歳女性
メンバー数: 43 名(2017 年1 月現在/リビング新聞読者モニターより選出)
調査時期: 2016 年5 月より継続運営

 

CORE 2017 調査概要

調査手法: CORE2017 マスター調査
調査地域: 首都圏40km圏(調査地点 200地点)
調査対象: 18~79歳男女個人
サンプル数: 有効回収 3000サンプル (人口構成比に合わせて、性×年代別を割付)
サンプリング手法: 住宅地図を用いたエリアサンプリングで抽出
調査手法: 訪問・郵送併用の自記入式留置調査
調査実施時期: 2016年10月(毎年1回 10月実施)
※『CORE』は、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。

 

商品紹介

今回発表したデータは「Around50 コミュニティ」のメンバーの発言を元に考察したものです。
Around50 女性のホンネを聞きたい、行動や実態が知りたいといったご要望がございましたら、「Around50 コミュニティ」をぜひご活用ください。
また、「Around50 コミュニティ」から得られた知見をコンパクトにまとめたAround50 女性を知るための参考書『R&D Around50 レポート 2017』を125,000 円(税別)にて販売しております。
(Around50 コミュニティメンバーによる オンライン上での発言をまとめた LINE 投稿集とセット
販売となります。)

詳細は 【Around50調査】Around50レポート2017 をご覧ください。

 

会社概要

会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 五十嵐 幹
資本金: 30,000 千円
設立 : 1968 年1 月17 日
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
     経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション

≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ず当社クレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」

 

お問い合わせ先

■本分析担当■
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント マーケティングソリューション部(中西)

■本資料に関するお問い合わせ■
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント セールスプランニング部(小林)
TEL:03-6859-2281
e-mail:radnews@rad.co.jp

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