U26平成男子コミュニティレポート vol.1

R&Dでは首都圏在住の20から26歳独身男性のコミュニティを2014年1月からスタートしました。
このレポートでは毎月のオフラインコミュニティの模様ををご紹介します。

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2017.07.14
U26コミュニティレポートVol.1 (PDF)

今日は時間ができた。何をする?

 働き方改革の取り組みが加速しているなか、仕事の後の時間の活用の仕方が変わってくるかも知れません。では、U26はどのように過ごしているのでしょう?

 「英語や資格の勉強してます」、「飲むか、テニスか、switchか」、「僕も飲むか、ジム行くかぐらい」と、当たり前ですが自分のために時間を使っているようです。メンバーのほとんどが週1~2回は飲んでもいるようです。
 「友達と飲むことが多いです。会社の人と飲むのもめちゃくちゃ増えましたね。後輩を連れてかなきゃいけない。」とは26歳のメンバーの発言です。今までは連れて行かれれることが多かったようですが後輩ができ今度は先輩としての役割に変わったようです。でも友達との時間の方が気軽で、楽しんでいるようです。

友達とは事前に約束するのではなく、今から・・・
彼らのタイムラインにどうフローするかがカギ?

 今日は何だか飲みたい気分、そんな時の誘い方は?
「先に決められるのは面倒。行くって言っちゃうと、なんか『行かなきゃ』って義務感が出てきちゃうんですね。だから『今から来れる人』という誘いの方が、今、もう始まっちゃってるんで、誰か来ても来れなくても楽しい。」といったように、今、飲みたい人に声をかけて乗っかるかといったように飲み会が始まるようです。
「誘う気はあっても誘われる気はないです。」、「インスタライブしながら飲み友達集めてくとかありますね。」、「地元の友達とかはLINEグループがあって、今ここで飲んでるとか、ここで2時間後飲むけど来れる人、とか。逆に言えば、一週間後の土曜日飲むから…っていう方が少ないです。」
オジさん世代の会社帰りに”ちょっと一杯飲んでく?”といったFace to Faceのコミュニケーションよりフットワークも軽く、アクティブ。しかし、無理して約束に乗っかるのでなく自分自身の気分に正直に行動しています。だから友達との飲み会は気楽で楽しいのでしょう。

手のひらのスマホで全てを完結する若者
暇な時はベッドでゲームにドラマ・・・

「ゲームしてるか、Amazonプライムでドラマ見てるか、あと勉強してるか。意外と時間ないですよ。」、「友達とドライブがてらお茶しに行く。あとは、YouTube見たりとか、ほんとにダラダラっとしてるだけです。」といったように動画を見て過ごす時間も長いようです。
 視聴方法は「スマホ。僕のパソコンがタブレット型になるんですが、タブレットは重いんですよね、寝ながら見ると。落ちるとちょっと歯欠けそうじゃないすか。やっぱ結局、スマホ。」、「ドン・キホーテでこういうアーム(iPhone用)1000円のやつ買って、寝っ転がりながら見てる。」
 若者のテレビ視聴時間は、若い年代ほど短く、テレビ離れの傾向が顕著です。 しかし若者は決して、テレビを否定してるわけではありません。YouTuberの投稿した動画も見ますが、ドラマもバラエティも見ています。ただ、デバイスがスマホになっています。彼らにとってスマホは生活と一体化しています。コンテンツはテレビで見るもの、という概念は無いのかも知れません。もし、もっと手軽にスマホでテレビにアクセス出来たら彼らはもう少しテレビに接触するのではないでしょうか。
「暇な時はスマホで何かをしています。」スマホで全てを完結する彼らにとっては自然の行動だと思います。
 我々大人世代も無意識のうちに日々の情報を手のひらから受け取ってしまいますし、 自分でも気づかないうちに、気になったらスマホで調べる行動はもう珍しい行動でもないのではないでしょうか。

U26の時間の過ごし方にもスマホの関わりは大きいようです。一人で過ごしている時にスマホでSNSや動画を見ることは大人たちには理解できますが、仲間が集うきっかけもスマホから始まっています。働き方改革が進めば、もっと時間に余裕ができるはずです。彼らの手のひらの流れにどうはいりこめるかが鍵になるのではないでしょうか。

本レポート中の「」はU26メンバーの発言です。

pickaward

図1

「インスタは写真がメインだから言葉がいらないんですよ。世界共通だから、フェイスブックよりもシンプルで上げやすい。たぶん全世界的にいちばん食い付きがいいと思うんですよね。海外の友達がインスタ使っている人が多いので、インスタで投稿しますし、ひとのも結構見ます」

「インスタ映え」 男女の差より個性の差?

「女子は特に、もうバーベキュー終わってるのに(写真とる時)トングとか持ち始めますから」
「めっちゃわかります!」
「『乾杯~』ってして、(女子に)『ちょっと待って!』って言われて、みんないろんなビールを持った状態で一回集合させてずっと持ってて、一枚ぐらいかなぁと思ってたら、『次のアングル』って・・・」
「僕は写真撮るときはすごい楽しそうにしてますけど、いつもはなんか眠そうにしてますね。」
「最近太っちゃって、どのアプリで撮っても顔が小さくならない・・・だから、ダイエットしてます!」
「一番見るのは多分インスタですね、今。ツイッターは、なんかどんどん人口が減ってってる気がしますね。あ、フェイスブックもやります。なんかフェイスブックとインスタって最近ほとんど連動しちゃってるんで。インスタ見れば、事足りるって感じですかね。」
「美味しくなかったら上げない。美味しかったら上げてもいいと思う。僕、食べ物の写真上げてるんですけど。パッと見て、そのお店でお気に入りのお客さんとかが自分に『いいね!』してきたらそこで繋がって、どこかいいお店知らないですかって、そこからなんか知り合いが広がって、紹介されて会ったこともあります。」

フォロワー2000超え!?

「自分が上げる時は、フォロワーとかいいねとか、やっぱ僕も気にします。でも僕のインスタはもう僕しか載ってなくて、すごいナルシストな写真ばっか載せてるんで、例えば、サロンの人からDMがくるんですよ。例えばちょっと…見せたほうが早いと思うんですけど…(スマホでインスタを開きながら)…美容室の人たちって、特別なDM送るのはフォロワー数がある一定、2,000って言われてます、で、5,000行けばもう、それだけで生活できる人もいます。友達に。」

コミュニティマネージャーの一言

「これは自分たちと違う人がやってるな、大人が作った広告だな、ってひと目でわかるので、それはスルーします」

この言葉が企業にとって一番悩まされる言葉です。少々素人っぽく作っても広告は広告と気づかれてしまいます。「インスタ映え」というキーワードが話題になっていいますが、前提として生活の中で体験したことのベストシーンを残すことに彼らは楽しさを感じていると思います。その楽しさを趣向の合う仲間同士で繋がり、共感し合うことが心地いいのだと思います。企業という無機質な団体ではなく生活者と対等の気持ちでSNSに向き合うことが大切だと思います。そして、商品やサービスに込められた”思い”や”愛”があれば生活者と共感しあえるのではないでしょうか。